すべてはプロジェクトを作るところからスタートします。
このプロジェクトガイドは Progression 3.0.7 をベースとして執筆されています。他のバージョンをご使用の場合には、一部内容に差異がある可能性がありますのであらかじめご了承ください。
プロジェクトを作成するためには「Progression プロジェクト」パネルを開きます。Adobe Flash CS3 を起動して、画面上部ツールバーの「ウィンドウ」の「他のパネル」※1 にある「Progression プロジェクト」を選択してください。
次にプロジェクトの種類を選択しましょう。Progression では、ユーザーのスタイルにあわせた 3 つの制作方法をご用意しています。それぞれの違いは以下の通りです。
| 種類 | 概要 | ターゲット |
|---|---|---|
| コンポーネント(EasyCasting) | タイムライン・アニメーションとコンポーネントを組み合わせることで、スクリプトを一切使用せずに開発することができます。 | デザイナー、アニメーター |
| タイムライン | フレームアクションを基本として、タイムライン・アニメーションと組み合わせながら開発することができます。 | ActionScript 2.0 のような感覚で開発をされたい初・中級デベロッパー |
| クラス | ActionScript 3.0 で強化されたオブジェクト指向プログラミングに沿った形で開発することができます。 | 最高のパフォーマンスで開発をされたい中・上級デベロッパー |
また、AIR アプリケーションを作成されたい場合には「AIR プロジェクトとして作成」のチェックを有効化してください。
残りの設定は全て書き出すプロジェクト種類によって必要のあるものとないものが存在します。今回は重要なポイントだけ解説しますので、その他の詳しい説明については「拡張機能リファレンス」の「Progression プロジェクト」を参照してください。
「一般」設定では、主にコンテンツの基本的な設定を行います。幅や高さなど、制作したいコンテンツの仕様に関連する項目が多数ありますので、よく注意して設定してください。今回はテストですので、デフォルトのまま変更せずに進みます。
「Flash」設定では、主に書き出される FLA ファイルに関連した設定を行います。設定項目も通常の Flash のパブリッシュ設定などで見慣れたものになっています。今回はテストですので、デフォルトのまま変更せずに進みます。
「ActionScript」設定では、プロジェクト種類を「クラス」に設定した場合に、自動的に書き出される AS ファイルに関連した設定を行います。今回はテストですので、デフォルトのまま変更せずに進みます。
「Google Analytics」設定では、書き出される HTML ファイルに Google Analytics 用のコードを含めるかどうかを設定します。今回はテストですので、デフォルトのまま変更せずに進みます。
以上で全ての設定が完了しましたので、実際にプロジェクトを書き出してみましょう。
「新しく作成する」ボタンをクリックすると、書き出し先を設定するダイアログが表示されます。今回はテストですので、デスクトップなどの分かりやすい場所を選択して「OK」ボタンをクリックしてください。
書き出しが完了すると、「すぐに制作をはじめますか?」というダイアログが表示されるので、ひとまず今回は「OK」ボタンをクリックしてください。すると、制作を開始するのに必要なファイルが自動的に開かれることになります。
以上でプロジェクトの作成は完了です。
新しい Progression パッケージがリリースされて、最新バージョンにアップデートした場合、新規プロジェクトは最新データで作成されますが、以前に書き出された既存プロジェクトについては古いデータのままとなっています。そのため「Progression プロジェクト」には、既存プロジェクトを最新データに更新するためのアップデート機能※が用意されています。
ProgressionによるFlashコンテンツ開発ガイドブック
最新の Progression 4 に準拠した公式ガイドブックが遂に登場しました。
FLASH OOP for ActionScript 3.0
Progression の仕様を決定するまでの流れを技術的な面から解説しています。Progression 2 時代に執筆されたものですが、基本概念は Progression 3 でも同様です。
Web Designing 2009年 08月号
Progression 特集。
Web Designing 2009年 03月号
Progression の連載、第 3 回クラス編とインタビューが掲載されています。
Web Designing 2009年 02月号
Progression の連載、第 2 回コンポーネント編が掲載されています。